『ミッキーマウスとロードレーサーズ』
2017年から始まり、現在制作されている現行のシリーズです。
前シリーズの『ミッキーマウス クラブハウス』が
のんびり穏やかな幼児向けシリーズだったのに比べ、
このシリーズは目を見張るほどの近代化!
ターゲットは、4~6歳くらいの、言わば中堅・ミドルキッズ。
スマホでビデオ通話なんて当たり前!
お出掛け前は「くるくるお着替えルーム」で瞬間お着替え!
クルマがスマートキーでレーシングカーに変身しちゃうよ!
デジタルネイティブ世代のキッズたちに向けた
まさしく現代版のミッキーシリーズです。
「すごい!」の一言
正直わたし、このシリーズ、めちゃめちゃ大好きです。
いや、もちろん、ターゲット世代である娘も大好きですけど
親として、大人として、「すっげー!」って感嘆詞しか出てこない。
それぐらい、ひとことで言ってめちゃめちゃ良く出来てます。
「ミッキーマウスと仲間たち」という往年の人気キャラクターと
「現代のデジタルスマート化」を掛け合わせたら
こんなにめちゃめちゃカッコよくオシャレになるんだ!
という驚きしかありません。すげーセンスいいです(感嘆)
ミッキー×レースというクールな設定
まず、舞台は「ホットドッグヒルズ」という丘の上の街。
そこに住むミッキーと仲間たちはガレージを経営しており(ここがもう既にすごい)、
1人1台ずつマイカーを持ってて(これも当たり前のようだけどすごい)
そのクルマが、なんとスマートキーのボタンをポチって押すことで
1秒でレーシングカーに変身します。トランスフォームします。
この設定考えた人に敬意を表したい。天才でしょ。
かつて口笛吹きながらのんきに船の舵を回してたミッキーが
今やボタンひとつでトランスフォームするレーシングカーのハンドル握ってるなんて
一体誰が考えたんだ(誉め言葉)。
ありがとうありがとう。カッコ良すぎます。
メインキャラ5人の所有するクルマがこちら↓
・ミッキーマウス(ガレージを経営)
往年の旧車を思わせるレトロちっくなオープンカーから
赤×黄色のF1カー(マフラー6本出し)に変形
・ドナルドダック(川で釣りを楽しむ)
青色のオープンカーからボートを模したレースカーへ変形
(浮き輪やイカリなど釣りグッズ満載で可愛い)
・グーフィー(トレーラーハウスでホットドッグ屋を営む)
オレンジ色の旧車から狂った配管のバスタブを模したレースカーへ変形
命名:オフローダー(シャワーの紐を引っ張ると水が噴射されて発進)
・ミニーマウス(可愛い系担当)
ピンク色の可愛い車が、大きなリボンをあしらった
キャデラックばりのどデカいレースカーへ変形
・デイジーダック(セクシー系担当)
紫色のおしゃれなオープンカーが
後部にお花のデイジーをあしらったエレガントなレースカーへ変形
みんなそれぞれ特徴をつかんだクルマになっているのが楽しい!
ボタンひとつで瞬時に変形するのも、わくわくします。
あと、おとぼけグーフィーのクルマをお風呂をテーマにしたレースカーにして
その名前をオフローダーにしたセンスには脱帽します。
センスキレ過ぎですよね(誉め言葉)。
変化に富んだ飽きさせないストーリー
ストーリーも、前作から比べてかなり対象年齢が上がっています。
そして、目の肥えた現代っ子を飽きさせないよう
かなり練りに練ったストーリーが展開されます。
- 特別なルールのあるレースでゴールを目指す
- お手伝いや頼み事を聞いてあげて仲間を助ける
- なくしもの、探しものなどの依頼を受けて奮闘する
- 現実世界そのものの名所でさまざまな冒険をする
などなど、変化に富んださまざまなストーリーがあり、
ひとひねりもふたひねりもあるドラマチックな展開になっています。
そして何かにつけハプニングが続出、トラブル続きで
へとへとになるのが常です。このあたりはお約束ですね(笑)。
特徴的なのは、世界の名所を実際の名称で登場させているところです。
ロンドンの時計塔・ビッグベンや
バッキンガム宮殿などもそのまま出てきます。
これを機に世界を知ってもらおうという意図なのでしょうか(^^)
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