こんにちは!みおです。
後編では、子供と一緒に『スター・ウォーズ』を楽しむポイントをお伝えしていきたいと思います。
まずは映画の公開順に『エピソード4』から観よう
『スター・ウォーズ』を観る順番って、よく話題になったりしますよね。
『スター・ウォーズ』はシリーズごとに区切りがあり、劇場版は全9作が公開されています。
わたしとしては、これから観るなら、やはり映画の公開順がおすすめです。
順番は、4→5→6、1→2→3、7→8→9ですね。
第1作目にあたる4にはフォースやジェダイなど専門用語の説明もありますし、
ルークというひとりの青年を軸にした等身大の物語から始まるので
登場人物も少な目で導入も比較的スムーズかと思います。
また、第1作目は1977年に公開された作品なので、当然技術としては今よりもかなりチープな部分もあり、室内の装飾や小道具にはレトロ感も漂います。
この作品としての古さは否めない部分ですが、かつての映画制作現場の手作り感や、あたたかみが感じられる部分なので、ゆったりとした気持ちで親子で楽しむのが理想だと思いますね。
映像も激しくありませんし、セリフもわかりやすく喜怒哀楽がはっきりしています。
実写の冒険への第一歩としては素晴らしい出会いとなることをお約束します!
魅力的なキャラクターたちは子供にもウケる!
物語を彩る登場人物たちも、そりゃもう魅力的です。
古い作品ですので、キャラ付けがはっきりしているんですね。
現代の作品のように、どこかひねくれてたり、何かをこじらせたキャラとかいませんし(笑)。
わかりやすく魅力的なキャラクターが満載です。
ルーク……主人公。使命を背負った純粋な青年
ハン・ソロ……酸いも甘いも噛み分けた色男
レイア……気高く気の強いお姫様
チューバッカ……気は優しくて力持ちのウーキー族
C3=PO……おとぼけ金ピカ執事ロボ
R2=D2……しっかり者で良く働く小型ロボ
オビ=ワン・ケノービ……ルークを導く師匠
ヨーダ……フォースをまとうジェダイマスター
ダース・ベイダー……ルークの宿敵。銀河の帝王
ざっと一言で紹介してみましたが。
こんな風にはっきりと色付けされたキャラクターが目白押しで
子供の目にもとても見やすい・わかりやすい作品であると思います。
うちの娘は5歳のときに観始めましたが、
特におとぼけのC3=POとしっかり者のR2=D2のやり取りが大好きで
すぐにダンボールやサランラップの芯を使ってR2=D2を制作していましたね(笑)。
ヨーダやチューバッカなど愛嬌のあるキャラクターも好きでしたが、
ダース・ベイダーの恐ろしさもしっかりと伝わっていたようで、
あのテーマ曲がかかって陛下が登場するシーンでは、息を呑んで観ていました。
エピソード4では、ルークが皆と出会い物語が動き出す、その過程を楽しめるので
導入としてはおすすめかなと思います。
そして続いていく物語
『スター・ウォーズ』は、シリーズごとに3部作として構成されています。
公開順に、最初のエピソード4・5・6は、ルークを主人公とした
宿敵ダース・ベイダーとの戦いへ向けての物語が描かれます。
次なるエピソード1・2・3は、なんと32年もの時を遡り
ルークの父親・アナキンの若かりし頃の姿を描きます。
そして終章、エピソード7・8・9は再び現代へ戻り、
エピソード6から30年後の世界を舞台に
シリーズ初の女性主人公・レイを中心として
ルークとダース・ベイダーから始まった、この世界のすべてに決着を付けます。
終盤ともなると映像技術がものすごくて圧倒されますし
ストーリーも複雑に絡み合って大人でもついていくのがやっとです。
しかしそれを超える圧倒的なドラマチックさと宇宙規模の物語は
グイグイと感情を揺さぶってきて観る者を離しません。
全部理解できなくってもいいんです。
この物語、壮大なる『スター・ウォーズ・サーガ』を感じることができれば、
それでいいんです。
あなたのお子さんの物語も、まだ始まったばかりですもんね!
そのほかにもまだまだ楽しめるぞ!スター・ウォーズ!
そしてそして。
『ディズニープラス』では、本編の劇場版以外にも
『スター・ウォーズ』関連作品が山のようにございますッ!
有名どころでは、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』シリーズ。
実写ではなくCGアニメーションで作られたキャラクターが表情豊かに動き、
アナキンやヨーダ、そして今作のメインヒロインであるアソーカたちを中心に
アクションとユーモア溢れるエキサイティングな冒険が繰り広げられます。
劇場版が1作と、テレビシリーズが膨大な量あります。
1話23分前後、1シーズンは全22話で構成され、
それが現在シーズン7まで制作されています。ざっと計算しても150話以上(笑)。
いや~、話の数は人気のバロメータですよね!
いつ観終わるかわからないよ~(><)というのは嬉しい悲鳴だと思います。
あとは公開時に話題にもなりました『マンダロリアン』シリーズ。
硬派な賞金稼ぎをメインとした実写のドラマシリーズです。
2020年10月時点で、シーズン1の全8話が公開されています。
幾分ハードボイルドな世界観ですが、男の子ならハマりそう。
可愛いチビヨーダ(?)のザ・チャイルドにも注目です。
「まだ早い」と思うなかれ!子供は『スター・ウォーズ』と共に成長する
さまざまな時代、さまざまな主人公の視点を通して、銀河をめぐる大冒険を描く『スター・ウォーズ』シリーズ。
そこでは、たくさんの「愛」が描かれます。
親子愛、師弟愛、仲間との絆、そして夫婦の姿……。
たくさんの愛情を描いてきたその裏には、嘘や、裏切りや、多大なる喪失なども含みます。
大人にも子供にも、老若男女問わず、
観る者すべてに多くを与え、多くを残す作品だと思います。
いいものですよ、子供と観る『スター・ウォーズ』。
あなたも、あなたのお子さんも、
フォースと共にあらんことを。
“May the force be with you.”
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