子供と楽しむ『スター・ウォーズ』 前編

こんにちは!みおです。
今回は、今までと少し趣向を変えて
「子供と一緒に楽しむシリーズ」で行きたいと思います。
まず早速ですが、最初の題材とするシリーズはこちら!

子供と一緒に『スター・ウォーズ』を楽しむ!

ハイ!全世界に数え切れないほどのファンを持つ
ジョージ・ルーカスの名作『スター・ウォーズ』です。
老若男女問わずファンが多いこの作品ですので、
「子供と観たい!」「一緒に楽しみたい!」
と考えるパパママは多いのではないでしょうか?

2012年にディズニー社がルーカスフィルムを傘下に収めたことで
ディズニーファミリーとなった『スター・ウォーズ』シリーズ。
ディズニープラスでは『スター・ウォーズ』に関連する
映画・アニメ・外伝・ショートフィルム・ドキュメンタリーなど
すべての作品が楽しめます。
もうこれだけで「元を取った!」と言っても過言ではありません。
ええホントに、脚色なくそう思います。

子供と一緒に楽しむには?

まず最初に、わたし・みおは、こんなことを思っていました。

わたし自身、映像・音楽・活字・イラスト・デジタル・アナログなど
媒体を問わずいろんな作品に触れるのが好きでしたので、
その中でも情報量が多く、2時間という限りある時間の中で
さまざまな冒険を楽しませてくれる「映画」という媒体を
ぜひうちの子も好きになって楽しめるようになって欲しいなぁと思っていました。

で、そんなことを思ったり行動に移したりする前に、実はうちのおチビさん、
なんと2歳すぎには『ファインディング・ニモ』の映画をまるまる1本観ていました。
本編の時間は101分なんですよ。びっくり。

真剣に観ているけど、さすがに2歳児にはちょっと長丁場すぎるよな……と思い
途中で「続きは明日にしようか?」と声を掛けたのですが、
「(ふるふるふる)」と黙って首を横に振るだけだったので
わたしも「(黙ってうなずく)」だけでそうっと引っ込んだのでした(笑)。

最近、同世代のお友達に「うちの子は映画が好きだよ」と話すと
「うちの子は全然集中力がないから観れないよ~」と嘆く声をよく聞きます。
うちの子がなぜ最初から映画をまるまる1本観れる集中力があったのかは謎ですが、
最近になって思い返してみると心当たりがありました。
ちょっと脱線しますが、それについて、少しお話ししてみたいと思います。

小さな子供が「映画好き」になるには

うちの子は現在6歳ですが、満6歳を迎えるまでに

・ディズニープリンセスの作品をすべて(メジャー/非メジャー問わず)
・ピクサーの作品をすべて
・ライオンキング・バンビ・ダンボ・ピノキオ・ピーターパンなど
ディズニー作品をほぼすべて

これに加えて、

・スター・ウォーズの劇場版9作品すべて
・アベンジャーズ(MCU)の1作目のアイアンマンからフェーズ3完結編のエンドゲームに加えてスパイダーマンのファー・フロム・ホームまでのおよそ20作品以上

を、全部観てます。
しかも、どれもストーリーを理解していて、物語としてちゃんと好きです。
キャラクターもそれぞれに愛情があり、お人形でごっこ遊びをしたり、
牛乳パックやペットボトルなどの廃材を利用した工作で作品に関連するものを作ったり、
アクアビーズや折り紙でお気に入りのキャラクターを作ったりしています。
彼女の中で、観たものがきちんと根付いているのを感じます。

なぜ、こうなるほど、どっぷりハマり込むことが出来たのか?

この問いに、わたしのしてきた答えがこれです。

1つ目:映画を観ながら、子供が理解できるようアシストしてあげた。
2つ目:映画を観終わった後、内容についてたくさん語り合った。
3つ目:主題歌やサントラなどをしょっちゅうかけ流し、音楽面でも大いに楽しんだ。

ま、内容としてはこの3つかなと思いますが
これらが日常生活の中で占める割合が多分ハンパなく多いですね。うちの場合。
そして既に薄々おわかりのように、
親がオタク気質だと子供もオタクの素養バッチリに育ちますね!(笑顔)
楽しみ方は親に似ると思います。うちの場合、どっぷり浸るのが当たり前です(笑)。
では、ひとつずつ解説いきましょう。

1つ目:子供が理解できるようアシストしてあげる。

これが最大にして最重要ポイントかと思います。
たかだか5歳や6歳の未就学児、せいぜい小学校低学年の子に
無言で『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を観せたところで
なんとなく興味本位で画面は観るかもしれませんが内容の理解は難しいと思います。
エピソード4はシリーズの1作目ですが、フォースやジェダイなど初めて聞く用語が飛び交いますし、大人ばかりの登場人物に加え、場面は砂漠から惑星を経て宇宙空間へと目まぐるしく変わり、最後には敵であるダース・ベイダーとの対決など子供にはわかりにくいことがたくさん出てきます。大人でもついていくのがやっとですが、ここで親子の会話の出番です。
状況を、めっちゃ子供にわかりやすい言葉で説明してあげるんです。
例えば、トム・ハンクス演じる色男、のちのパイロットとなるハン=ソロの登場シーンでは、

「あのハン=ソロっていうお兄さんね、運び屋っていうお仕事をしてるんだけど、
あの人に届けてねって言われたお荷物を宇宙船に乗ってお届けするお仕事だよ」
「でもね、頼まれたお荷物を他の人にあげちゃったり、借りたお金を返さなかったりしたから、いろんな人から「こらーっ」て怒られちゃってるんだって」
「でも宇宙船の運転はすごく上手だから、ルークがレイア姫を助けるために、僕たちのパイロットになってくれませんか?ってお願いしたよ」

こんな感じです。

もし『スター・ウォーズ』をまだ観たことないというママがいらしたら。
めっちゃわかりやすくないですか?
ハン=ソロの導入部分はわかった気がしませんか?(笑)
これなら5歳児くらいなら理解できるような気がしませんか?

わたしは映画を観ながら、ここはのちの展開的に理解しておいた方がいいポイントだな、と思ったところで、こんな風にささやきアシストをしてます。

映画はどんどん進むので
なんでハン=ソロが一緒に来ることになったのか?を理解しないまま進むと、
気が付いたらいつの間にか大きい宇宙船に乗ってて
新しいかっこいいお兄さん
大きな毛むくじゃらのクマみたいなゴリラみたいなやつが一緒に乗ってた
というような状況になります。(ハン=ソロの相棒のチューバッカねw)

こうして「よくわかんない状況」が続くと、子供は見続けるのがいやになります。
大人だってそうですよね。
「気が付いたら〇〇になってた」って映画を観ていてよくありがちですが、
置いていかれた感を感じてしまうと途端に興味を失ってしまうというか。
チャプターを戻って観るほどでもないし……
かと言ってこれ以上進んでも多分わからないままだし……っていう。
それでつまんなくなって睡魔に負けるという。ありがちですね(笑)。

子供はもっと興味を失うのが早いので、
「わからない」「つまらない」「やーめた」になる前に、
「それでそれで?」「どうなるの?」を重ねていって
面白さに集中させるのです。
子供はみずから情報を拾うのはまだ苦手でも、
パパやママが自分に語りかけてくれる話なら聞きます。
ですので、子供の理解力にあわせて噛み砕いて説明してあげること。
これがものすごく大切で、のちのち効いてきます。

2つ目:映画を観終わった後、内容について語り合う。

牛で言うところの反芻ですね。(牛でなくても良いですが)
映画を観終わったあと、
あそこが面白かった、あの人が怖かった、あそこはびっくりした、
あの爆発はすごかった、最後はどうだった……等々。
ここで感想をひたすら語り合うことが、内容の理解を深め、
また状況を説明したり自分の気持ちを言葉にする語彙力を育てると思います。

観終わった直後のリビングのソファでも、お風呂の中でも、寝る前のベッドでも、
思い出すままにあれこれ語り合うのは楽しいものです。
そこで「もういいよ、終わり終わり!」とか言わないで、
ちょっとだけ付き合ってあげてください(><)
「思い出して語る」という行動は、脳のしわを深め、
今まさに脳の回路を刻んでいる最中なんです!
一度脳内の引き出しにしまった思い出を
再び取り出して眺めてからまたしまう、という行為は、
その印象をさらに深いものにします。
親子でお互いの記憶を補完し合ったり、ときには
「違うよ、こうだよ!」と言い合うこともまた楽しいので、
このディスカッションはぜひ親子でおこなって欲しいことのひとつです。

3つ目:主題歌やサントラなど、音楽面でも大いに楽しむ。

これは単に私が音楽好きという面からくるものですが(笑)。
人って基本的には、好きになったものにはもっと長く触れていたい、
たくさんの時間を共有したいと思うものだと思うんです。
そこに音楽って打ってつけなんですよね。
だって空間が音楽で満たされて耳から音楽が入ってくるだけで
映像が思い出されて楽しい気持ちになる上に
宿題だって着替えだって歯磨きだってなんだってできるんですから。
そんなわけで、我が家には基本的に
そのときに流行っている作品の主題歌やサントラが掛かっています。
アナ雪2にハマっていたときなんて、それこそ一日中でしたね!
オラフがしゃべる曲中のセリフや間まで覚えてしまい、
頭の中で映像とリンクするので歌いながら笑ってしまうのです。
そんな感じで、「普段の生活の中で」「耳からも」楽しんで
作品を身近に感じる生活をしていました。

これら3つが、わたし流の「子供を映画好きにさせるコツ」です!

長くなってしまいましたので、
『スター・ウォーズ』については後編にて(^^)

 

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