おすすめ番組その8 『マーベルヒーロープロジェクト』

こんにちは!みおです。
今回は、私がこのブログを始めたいと思ったきっかけでもある
『マーベルヒーロープロジェクト』という
スペシャルな番組をご紹介したいと思います!

マーベル×スーパーキッズ=ヒーロー誕生!

この番組は、スパイダーマンやアベンジャーズなどの版権を持つ
コミック制作会社・マーベルが企業として登場し、
実際に存在している努力家の少年や少女を
「ヒーロー」として称えて仲間に迎え入れるという
新しいアプローチスタイルのドキュメンタリー番組です。

どのように新しいのか?というと……

とても特殊な構成なので、うまく説明できるか不安です(笑)。
丁寧にお伝えしたいので、順を追って説明していきますね!

主人公は「あるひとりの子供」

毎回、アメリカのどこかで暮らしている実在の子供が主人公になります。
年齢はさまざまですが、大体8歳~14歳の間くらいです。
やんちゃな小学生~しっかりしてきた中学生といったところですね。

そして、彼らに共通しているのは、
「何か改善したいこと」を強く心に持っていること。

それは、身体的なハンディキャップがきっかけだったり、
いろんな問題や状況に気づいたことが発端だったりとさまざまですが、
大切なのは「何かをきっかけにある問題に気づき、
それを改善したいという希望を持ち、
そのために活動を始めた」というところです。

やがてその活動が仲間や同士を集め、
周囲を巻き込む大きなうねりとなって
社会を動かす大きな力となる。

たったひとりの小さな声が、やがて大きな力となって未来を動かすさまは
「まるでスーパーヒーローのようだ」
マーベル社の大人たちが小さなキッズを賞賛します。

前半部分では、スーパーキッズがおこなっている活動内容を紹介し、
その活動をするに至った背景、境遇、友達や周りの人の評判などを聞き、
やがて努力が徐々に実を結んでいった様子を密着取材します。

そしてその様子を知ったマーベル社の大人たちが、
「彼の行動力と創造力は、まるでアイアンマンのようだ!」とか
「体のハンディを乗り越えるなんて、まるでドクター・ストレンジみたいね!」
というように、本誌で活躍中のマーベルコミックのキャラクターになぞらえて
そのヒーロー性にクローズアップしていきます。
このあたりが、コミックとリアルが融合していく感覚があります(笑)。

そして、そこからラストへ向けてがマーベル社の真骨頂。
ここからはスーパーキッズ本人には極秘で進みます。

彼らに贈られる『サプライズ』

マーベル社は彼らの活動に即したサプライズパーティーを企画し、
そこで主人公のキッズにマーベルのロゴの入ったギフトボックスを贈ります。
そして親愛なる大人(大抵は両親のどちらか、または活動を導いてくれた先生)に
マーベルのロゴが入った特別な手紙を読んでもらいます。

あなたの活動が、どれほど多くの人の心を動かしたのか。
あなたの愛情、行動力、そして心の美しさは、まるでスーパーヒーローのようだと。
マーベル社はあなたの仲間入りを歓迎します。
「マーベルヒーロープロジェクトへようこそ!」

飛び上がって喜ぶ子、感動して涙する子、クールに笑う子、
反応はさまざまです。

照れ笑いで済ましたのに、その後
尊敬してやまない大ファンのフットボール選手が
自分の活動を称えにサプライズ登場したら
身も世もなく大騒ぎしてド緊張する姿が可愛い男の子など、
等身大の反応が見られてすごく可愛かったりもします。

そしてギフトボックスを開けると、中には
『マーベルヒーロープロジェクト』のロゴ入りのかっこいいブルゾンジャケットが。
まるでファンタスティック・フォーのような黒いジャケットを羽織れば
たちまちヒーローの仲間入り!
このジャケット姿が、どの子も恥ずかしそうにしながらも誇らしげで
文句なくかっこいいんです。

そして最も驚くべきことは。

「さぁ、箱の中にもうひとつプレゼントが入っているよ。」

ブルゾンを取り出した箱の底。
何やら白い封筒に入ったものが。

なんと、今回密着してその活動の様子をつぶさに捉えたスーパーキッズの姿を、
マーベル社が誇る現役のコミックチームが
彼らを主人公としてコミックを描き下ろし、
サプライズプレゼントとして贈られるのです!

あああ、あの!スパイダーマンやアイアンマンのコミックを描いているチームが
実在するキッズをあたかも本物のスーパーヒーローのごとく
描き下ろしのコミックとして描いてくれるなんて。
なんて豪華な……!もう言葉にならないですよ……!!

マーベル社で実際に執筆しているプロのコミックチームが
あの筆致で、あのテイストで
自分の姿をそっくりに描いてくれて(チャームポイントも忠実に再現)、
そしてこれまでおこなってきた活動や会話内容なども交えて
実際に本物のコミックにしてくれているのです。
もうホントすごい。サプライズがすぎる。

このコミックを読んだ直後は、キッズ本人はもちろん、
キッズを知る友人や周りの人たちも感激して
会場はしばらく蜂の巣をつついたような大騒ぎになるほどです(笑)。

真のスーパーヒーロー

いま自分が直面している問題に対して
「自分にできること」を模索しながら努力を続けている子供に焦点を当て、
周りの人たちに素晴らしい影響を与えている様子を「スーパーパワー」で表現し、
そして子供自身を「ヒーロー」になぞらえて
「マーベルヒーロープロジェクトへようこそ!」と賞賛する。

子供たちはみな純粋で、見返りを求めない。
その姿が、とてもとてもまぶしいのです。

これは、未知なるスーパーパワーを持つ小さなヒーローを発掘していく
まったく新しいドキュメンタリー番組です。
小学生以上のマーベル好きの子供を持つファミリーに特におすすめ!
家族全員で見れば、必ず心に響く「何か」を見つけられるはずです。


<おすすめ年齢>
小学生以上(登場する主人公のキッズは8歳~14歳前後)

<番組の内容>
自分の直面する問題に対して独自の活動をおこなっている少年少女が主人公。
題材とする問題は多岐に渡り、身体的なハンディキャップを始め、
環境問題、貧困、認知症、果てはLGBTQまでをも扱う。
マーベル社は努力を続ける彼らを「スーパーパワーを持つヒーロー」と称し、
オリジナルのブルゾンと描き下ろしのコミックをプレゼントして
彼らの活動を賞賛する。
「マーベルヒーロープロジェクトへようこそ!」

<1話あたりの時間>
25分前後

<現在公開されている話数> ※2020年9月時点
シーズン1:16話以上公開中(毎週金曜日更新)

<制作年>
2019年

コメント

タイトルとURLをコピーしました